エアコンの塩害対策 キャメル色の室外機 その正体
みなさんこんにちは!まこです。
今回は海のそばに住むひと必見のエアコン話です。
まずはこの写真を見てください。
海沿いの場所ではこのように、
物が錆びてボロボロになっていることがあります。
これは潮風の影響で金属が錆びたり、腐食したりする、
いわゆる「塩害」です。
この塩害、じつはエアコンの室外機も影響を受けます。
外装が錆びるだけでなく、内部もじわじわと腐食していきます。
このままでは消費電力を増大させながら徐々に冷暖房性能が低下し続け、
やがて故障して動かなくなってしまうでしょう…
それなら、海辺のエアコンは超短期間で買い替えなければいけないの?
そんなことはありません。
国内主要メーカーからは、室外機を海沿いに設置することを想定して、
耐塩害仕様の室外機が用意されています。
耐塩害用のコーティングや、
錆びにくい材質の部品を使用している特殊仕様の室外機で、
基本的に受注生産品です。
「耐塩害仕様」と「耐重塩害仕様」の違いは、
おもに海との距離です。
室外機の設置位置から海までの距離が、
約300mを以上1km以内の場所には耐塩害仕様ということ。
室外機の設置位置から海までの距離が、
約300m以内なら耐重塩害仕様ということになります。
実際のところは風向きや台風などの要因によって適正距離は変わるようですね。
今回はここまで!
防錆、防腐処理された室外機で快適を長持ちさせましょう!
それではまた!